また立て続けに動画のエントリですが、稀有な犬アニメだったのでつい。
15分と短編にしては長めですが、犬好きの人は泣けます。犬の表情筋が感じられるいいアニメでした。
ただしスケベな話じゃないんですが、裸体表現があるので、ちょっと職場で見るには背後注意。
この動画に限った話ではなく、西洋のアニメやバンドデシネでは、裸体表現には鷹揚なところがあります。
以前見た映画「イノセンス」のオーディオコメンタリー内で「犬のアナル描写は海外だとNGレベルらしい」とかいう話をしていて、なんで裸のねえちゃんはOKで犬のお尻はだめなんだと、首をひねりつつもそれきり忘れていたんですが、何がNGだったりするのかはそれぞれの文化圏でやはり違うんだろうなと改めて思った次第です。
一時的な公開だったようで現在は非公開になってしまいました。iTunesで販売中とのことです。
Adam and Dog - http://adamanddog.tumblr.com/
iTunes - https://itunes.apple.com/us/movie/adam-and-dog/id603132494
舞台は20世紀中葉のニューヨーク、駅のプラットホームでふとしたことで意気投合した若い男女。しかし、彼女は名前も告げずに電車に乗り込んで去っていってしまう。意気消沈して青年がふと職場の窓の外を見るとそこには──
モノクロ映画のような雰囲気の全編モノクロ6分間のラブストーリーです。絵もきれいだしなかなかゴージャスな短編だなあと思ってたら、ディズニー公式でした。豪華な訳だよ。
paperman http://www.disneyanimation.com/projects/paperman
モノクロなので一見復古的にも見えますが、よく見るとヒロインの顔立ちが今風だったり、手書きに見えても実はこれが3D(!)
こちらの動画も時期限定で公開されていたようで、公式動画はすでに非公開になっています。
日本のTVアニメでも珍しくない手法ですが、ディズニーも同様の手段をとってきたということで世界的なトレンドになっているんでしょうか。
以前のエントリでも紹介したことのある、3D人体モデルビューワのデザインドールが12月15日にバージョンアップされていました。詳しい内容は以下のアナウンスをどうぞ。
デザインドール - 新機能の紹介(http://terawell.net/newfunction.php)
新機能・嘘パースに非常に心惹かれ、さっそくフリー版をダウンロードしてみましたが、新機能を含めて今回のバージョンアップはかなりすごいことになっています。
Le Taxidermiste - http://vimeo.com/52068093
タイトルを直訳すると剥製師。独特の空気感がある7分弱の短編です。
この手のショートフィルムのお約束として、キャラクターは台詞を一切話さないんですが、極端な感情表現を避け、淡々としたストーリーの中で微妙な機微を表現する方が演出としては難しいのかなと。
さて、本日のエントリは、11月に公開されたばかりのShade13.2.0が話題。
長らくパース作製ソフトとして地歩を固めてきたShadeですが紆余曲折ありまして、最新バージョンのShade13から汎用ゲームエンジン・Unityとの連携を前面に打ち出しはじめました。
実際に、これまでProfessionalだけの機能だったFBXファイルエクスポータが、最新バージョンのShade13.2から全バージョンに搭載されるようになり、公式の本気度が伺えます。
さて、気になるFBXとは、Unityが採用した3Dファイルの汎用フォーマット。
これまでの静止した3Dモデルとは違い、いわゆるボーンを組み入れた稼動モデルを作れるのが特徴です。
株式会社セルシスの3DモデルビューワことPOSE STUDIOのモデルもこのFBXを採用しています。
つまり、Shadeを持っていればもしかして、POSE STUDIOの自作モデル作り放題なんですね!?
ということで、夢一杯でShade13.2から出力したFBXをPOSE STUDIOに読み込ませたところ...
強制終了。
予定調和めいたアトモスフィアを感じつつも、ここはあえて疑いを知らぬふりで、セルシスさんのフォーラムに問い合わせたところ、いつもは瞬間でレスしてくれるあのセルシスさんが5営業日ほど間に挟みましてですね──
「こうすればOK!」という回答を頂きました。以下、Shade13.2側での設定方法をまとめました。
撮りためた試合中継やアクション映画をスローモーションで流しながらデッサンに励んでるそこのアナタ!
今日のエントリは、そんなあなたの為の作画資料にピッタリなYouTubeチャンネル、Endless Reference's channelの紹介です。
先日、Illustratorを使ってS字カーブを描く機会があったのですが、どうも[円弧ツール]で作ったパスを繋ぎ合わせたカーブと、資料にあるS字カーブは違う気がする...。どうすればちゃんとしたS字カーブが引けるんでしょう?
ということで、例によってインターネットを右往左往して引き方を調べてみました。
本日のエントリは、S字カーブの引き方です。
INOUE Ryo - http://www.youtube.com/user/TanoshimidaZ
「赤ずきんと健康」で当時話題をさらった井上涼さんのちょっと前の新作です。
アニメ以外に当人が出演する実写系の短編もあって、特にファッションセンスが並みじゃねえなとアパレル系の(縫製の)人が褒めちぎっておりました。こちらもなんとなく見てしまう魔性の作品で、体力ならぬ時間を奪われること請け合いでございます。
先日、プロの漫画家の方から「Shadeってどう?」と聞かれたので、ほとばしるようにSketchUpをお勧めしたところ、逆に励ましのお言葉を頂きました。ありがとうございます。
さて今日のエントリは、Shade13で画面上のグリッドにアンカーポイントをスナップさせるにはどうしたらいいかです。
非Shadeユーザーの方は何を口走ってるんだと思われるでしょうが、Shade13はデフォルトでは、グリッドにアンカーポイントがスナップしません。
グリッドは表示されてるのにスナップしない。通常、画面上にグリッドが表示されてる段階で自動的にスナップするだろうと思うのですが、そういう機微を一切期待してはいけないのがShadeシリーズ。
と思ってたんですけど、[環境設定]の初期設定ボタンをクリックすると、グリッドにスナップするようになりました。[環境設定]をいじった覚えないんだけど、ドウイウコトナノ。
そもそもスナップ機能はあったんですが、このたびのUI地殻変動でどこかにいってしまいました。おやおや困ったな。
そうだこんな時は、付属のマニュアルを読めばいいんだ。
.........うん、スナップに関して一言も書いてない。
ということで、スナップ機能の所在をしみじみと調べてみました。