お暑うございます。世界各国の美術館・博物館の収蔵品をインターネットで見ることができるサービスをGoogleが告知してからしばらく立っているのですが、みなさんご覧になりました?
Googleアートプロジェクト http://www.googleartproject.com/ja/
各美術館を代表するコレクションが一点一点づつかなりの高解像度で閲覧可能な上、アーティスト名で縦断検索も可能、ストリートビュー形式で美術館のフロアの内覧もできるという充実振り! なんという無駄な行動力&資金力!
あまり書籍にも取り上げられないマイナーな美術品でもこれなら簡単に見つけられるし、心ゆくまで細部をクローズアップできますよー。
メニューは日本語対応済みですが、各美術品の詳細はさすがに英語のままでした。
デッサンが旨くなりたいけど資料が見当たらないと嘆きながら、海外のR-18なサイトを徘徊するアナタの為に、はい、今回は膨大な数のモデル写真が収められた海外のサイトをご紹介。
ただし有料。
3D.SK - Human photo references for 3d artists and game developers - http://www.3d.sk/site/index
本来はゲーム関係の3Dデザイナーの参考資料の為のサイトらしく、一人のモデルさんに対していくつものアングルからの高解像度写真がおさめられています。
有料のサービス(月額単位で課金)なので、ログインしないとサムネイルしか見られません。
...けど、プレビュー画像も結構大きいので、デッサン資料にはそれでも十分かもしれないですね。
デッサン用動画を販売している吉田動画研究所のサイトのコーナーで、日本各地の観光地等の写真を収めたアニメレイアウトの素/マンガ背景の素写真シリーズが無料配布されています。詳細はサイトをご覧ください。
シリーズごとに、それぞれ数百枚の写真がzipで圧縮されており、容量も100MB以上と大容量。HDDの空容量次第ではちょっと不安になるボリュームですね。ためしにダウンロードして解凍してみましたが、内容はjpgファイルだったので解凍後の容量もほとんど変わりませんでした。
事前に内容が確認できればいいのですが、現時点ではzipでダウンロードして手元で内容を確認するしかないようです。ンマー、無料ですし。
見ていて、アングルが重複している写真が多かったので「アレッ」と思ったのですが、これらの素材は1枚1枚撮影したのではなくて動画を静止画に変換したものとのこと。パッと見て、フォーカスもあってるし色も綺麗だし、動画の1コマだとは見わけられせんでした。連続で見るとパラパラ漫画風。
サイトによると、撮影機材はCanon EOS 7DとPanasonic Lumix GH2。どちらも普通の量販店においてあるデジカメの動画撮影で、1920px/1280pxの高解像度の静止画が作れちゃうとは単純に驚きました。ヒエー。
...まあ、プロと同じ機材を揃えてもプロと同じように行かないのが素人なんですが、いったいどれぐらいの容量のメモリカードを使っているのか想像すると、やはりプロにしかできない余技なのかと。
Flickr巡礼の果てに、私はついに伝説のコミック向けポーズ集の存在に辿り着いたのであった...。
なんだ探せばあるんじゃーん!
デッサン資料にジョルジュ・ドン、トロカデロ・デ・モンテカルロや男版スワンレイクのカタログをずーっと持っている個人的にはすごい需要があるので、いきおいエントリに上げておきます。
Flickrでデッサン資料を探す
Flickrで背後注意なデッサン資料を探す
DailyMailの報道写真アーカイブです。最近増えてきましたね。
無料ではなく、あくまでコンテンツ販売用のサイトなのですが、ラインナップが豊富なのでサンプル写真を眺めているだけでも楽しいです。
いくつかのジャンルに分類されてますが、ロイヤルファミリーと肩を並べてビートルズがあるあたり、さすが本家イギリス、といったところでしょうか。
なかでも特にどきっとするのがファッション。60年代・70年代・80年代と10年スパンで整理されてるのが親切。
mailpictures http://www.mailpictures.co.uk/
年間通して着実にヒット数を伸ばすこの手のエントリーですが、さて今回は前回のエントリーでは飽き足らないという方のために、デッサン力・妄想力強化に、背後注意系の資料を再びFlickrで探しました。
さあ背後を確認して! 社外で、親兄弟のいない場所と時間帯にどうぞ!
著作権者不明の写真コレクション「The Commons」、Flickrが新ページ
08年1月の時点ではパイロットとありますが、口火を切った米国議会図書館に続きスミソニアン博物館もコンテンツ提供に名乗りを上げ、さらにジワジワと広がりを見せています。
一昔前なら飛行機を乗り継いで現地にいくしか入手方法がなかったものが、有無を言わさずポンと出てきてしまうのがインターネットの恐ろしいところです。
リンクは以下。
Web素材以外にも資料を探してMorgueFile.comなど国内外のサイトを巡回することが多いのですが、今年からはFlickr(フリッカー)を利用する機会が増えました。資料探しにデッサン練習にと重宝しています。
Flickrとはなんぞやという話は、詳しい紹介サイト様があるのでそちらをご覧になっていただきまして──。
サバンナのライオンからルイス・サリバンの歴史的建造物、はてはそらとぶ猫など、ありとあらゆるものを網羅するFlickr。
今回はデッサン練習に使えそうな単語をブックマークしてみました。