ふと気がつくと、Shade10シリーズに関してネガティブコメントしかしてなかった反省をこめて、今回は「実はShadeのトゥーンレンダリングってそう捨てたもんじゃないですよ」という提灯記事エントリーでございます。
10以降のトゥーンレンダリングでは、オブジェクトの輪郭線だけではなく、比較的浅い角度のエッジ部分(法線境界)にも線が入れられるようになりました。うわあ、すごいや。
...いいですか奥さん、Shade使い的には、いえShade使いの中でもさらに一握りのトゥーン使い的には、これは今まさに「クララが立った」ぐらいすごい出来事なんですよ奥さん! ところでロストユニバースってアニメご存知ですか奥さん!?
提灯エントリといいながら、もう十分ネガティブな方向に走りだしていますが、つづきに設定方法まとめました。
d20モダンのキャラ作成にあたり、GMのさかえさんにPDFをせびったところ「そんなものはないな」と爽やかな返答をいただき、ルールブック付属のキャラシートを見てついカッときて勢い作成しました。いや、イラレ使いならずともきっとそう思うはずですから。
公式サイトは本気でPDF配布してないようです。カバー裏の公式シートは悪辣すぎるデザインですが、PDFがなかったらなかったで困っちゃいますね。
PDF配布をはじめたのが国内のメーカーではおそらくFEARが最初だったと思いますが、親切なメーカーだったんだなと今になっていろいろ噛み締めてます。
PDFキャラシートなんて作ったの何年ぶりでしょう。おかげでIllustratorCS3の機能をあれやこれやと使い倒しまくりました。複数ページPDFなので、Acrobat経由しないとダメなのかと思いましたが、Illustratorだけで作成可能でした。
ドロー系フリーソフトInkScape、通称イラレキラーですがv0.46が公開されています。
以前からちょくちょく触っているのですが、まだまだイラレキラーというには程遠い出来栄え。
しかし、牛歩ながら実直に続けられるアップデートを見ていると、今は小さいトカゲでもゆくゆくはメガネカイマン(体長3m)に化けるかもしれない、そんな風情のあるフリーソフトです。
ツールの方向性は、Illustratorといより今は無きMacromedia社のFreeHandに近いものがあるような気がしています。なお、adobe・Macromedia合併によって、元祖イラレキラーのFreeHandの開発は中断されてしまったのこと... FreeHandが好きだった人達が作っているんでしょうか。