毎年冷夏だ冷夏だ、という割には結局暑くなるんですね。おひさしゅうございます、関東ローカルではお盆まっただ中でございます。
さて、今回のご紹介は変わり種のソフト・Lasy Nezumi Pro。
マウス・タブレットで引いたブラシストロークの形そのものを調整する、他ではなかなか見ない変わったソフトです。PhotoshopとFlashに対応しているそうです。
使い方としては、それぞれソフトを同時起動して併用する形になります。
多彩な効果のプリセット
選んだプリセットによって、筆やマーカーで描いたようなタッチ・手ぶれ補正・イリヌキの線幅調整・等の他、設定した模様(デコボコ模様等)を一筆書きで書いたりもできます。
以下、特徴的なプリセットをいくつか試してみました。なかなか良さそうです。
ブラシではできないことができるのがいいですね。fuzzyのアナログ感の溢れるタッチはなかなか好みです。プリセットはまだこの他にも色々あります。プリセットはユーザー側でカスタマイズできる他、公式サイトでもプリセットが追加配布されています。
有料ソフトですが、例によって30日ぐらいは試用期間がありますので、気になる方はお試しください。
使ってみてなかなか面白いソフトだったのと、開発者の方がTwitterでとても親切にアドバイスしてくれたので、思わず買ってしまいました。
なお、Twitter公式アカウントでは、定価はざっと3000円(時価)前後のところ、特売価格になる合言葉を呟いてますのでチェックするといいですよ。
効果のオン・オフはどうするの
UIの電源ボタン状をクリックすると、効果のオン・オフができます。
試用版から製品版に切り替える場合
アンロックの方法については、ちょっと手こずったのでメモしておきます。
購入を行うと、公式アカウントからファイルが添付されたメールが送られてきます。
メールに添付されたファイル、lnpLicense.xmlをPC内のどこかに保存しておきましょう。
続いてLasy Nezumi Proを起動、メニューの[Help]から[Unlock]を選択、保存したlnpLicense.xmlのディレクトリを指定すると、晴れて試用版から製品版へと切り替わります。
1~3消点パースプリセット
公式サイトで配布されているプリセットには、2~3消点パースを描くことができるカスタムプリセットがあります。
中心点の設定は自動で行われますが、中心点指定ショートカットを指定すること([Settings]-[edit ShortCut])で任意の箇所を中心点にすることができます。
1消点パースプリセットを使えば、ホラこの通り、集中線も書けますよー!
Photoshop上でパースが書ける! という面白いプリセットですが、処理の関係上、スクリーン範囲から中心点を計算しているようで、ズームやスクロールをおこなうとパースの中心点がズレてしまうのがネックです。むむむ、残念。
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