Illustrator CC公開からしばらく立ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。私といえば今日もadobe application managerが更新をしてくれませんで、AAMUpdaterフォルダにショートカットをつくっておくと便利なのではないかと考え始めました。いやー、一体何が原因なんですかねー(ウイルス○スターを疑いのまなざしで見つめながら)
さてところでみなさん、Illustratorで[配置]ってお使いになってますか?
知り合いの印刷屋さんに話を伺ったところ、Illustratorで作成したファイルの[配置]を行う場合には
「一端、eps化したファイルを配置する」
のが鉄板の手順とのことですが、DTPとは無縁な図面書きユーザーなので、aiファイルをそのままaiファイル内に配置することがよくあります。
複数のファイルに、同内容の図面を張り付けなくてはいけない場合など、[配置]を使えばいざ修正が発生しても原本ファイルを修正すれば一括で済むので、すごい便利。
基本的に社内で使いまわすだけなので、今のところ、[配置]が原因のトラブルというのは経験してません。アッハイ、むしろ複製でPDF保存したら悲惨なことになったことのほうが多いです...
さて、[配置]はCS6あたりからよく使うようになったんですが、Illustrator CCで[配置]を使おうとしたところ問題発生。
CS6で複数のアートボードのあるファイルを[配置]する場合、アートボードを選択するダイアログが表示されたんですが、初期設定のままのIllustrator CCではこの選択ダイアログが表示されないようになりました。
このままでは[配置]コマンドに頼り切った私の業務がピンチじゃないですか、ヤダー。
特定のアートボードを選択・配置する場合には
ヘルプにも見当たらなかったので一瞬あわてましたが、よくよくみたら[配置]ダイアログにある「読み込みオプションを表示」を有効化するだけで、元通りにアートボード選択のダイアログが表示されるようになりました。やったー。
配置するファイルはPDF互換ファイルであること
個人的にはおなじみのダイアログなのですが、さて、よく見ると名前が[PDFを配置]なんですよねこのダイアログ。
実は、aiファイルであっても、保存時にPDFファイル互換を有効化していないファイルは[配置]ができません。互換をオフにしたファイルを配置しようとすると...
このようなテキストがみっしりと...
何のためにPDF互換ファイルの項目があるんだろうとは思ってたんですが、有効にしておいたほうが無難なようです。PDF互換ファイルにしておけば、Illustratorが入ってないPCでも、Adobe Readerから読めますしね。
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