版ズレや万華鏡効果が手軽にかけられるPhotoshop CS5プラグイン Pixel Bender

版ずれ効果

13種類のエフェクトがあるpixel benderプラグイン

 今回ご紹介するのは、Adobe公式サイト・AdobeLabsから無料でダウンロードできるPhotoshop CS5プラグインのPixel Benderです。
 版ズレや万華鏡、魚眼レンズ風の加工など、微妙にどこかで見たことあるけどPhotoshopでどうすれば作れるのかは判らない、といった効果が13種類、ズラリとならんでいます。

 続きにプラグインの効果サンプルとダウンロード方法をまとめました。

 

 最近、海外のCGイラストサイトにいくと、RGBに版ズレ効果をかけたイラストをいくつも見かけるようになって、どうやって効果をかけてるのかと悩んでましたが、こちらのConvergenceという効果のようですねー。

操作は簡単

 基本英語表記ですが、コンボボックスからかけたい効果を選び、プレビュー表示を見ながらスライダを操作するだけなので、英語が読めなくてもフィーリングでどうにかなるレベルです。スライダの組み合わせによっては、同じプラグインとも思えないテイストの画像ができるので、スライダをいじってるだけで結構楽しめます。

あまり高解像度の画像には不向き

 プラグインのダイアログにGPU使用のチェックボタンがありますが、チェックを入れても入れなくても、あまり高解像度(2000px以上)の画像に効果をかけようとすると不安定になってPhotoshopごと落ちます。
 マシンスペックの問題だとは思いますが、XP(32bit)版のCS5が不安定になって落ちる、というのはここ2年ほど使っていてもそうそうない事態なので、よっぽど負担がかかるんでしょう。

 WEB用の解像度の画像にサッと効果をかける程度なら、無理なく使えるようでした。

Photoshop CS5用
Adobe Pixel Bender Plug-in for Adobe Photoshop CS5
Photoshop CS4用
Pixel Benderテクノロジーセンター

 Photoshop CS5およびCS4にも対応していますが、若干内容が違うようです。また、最新のCS6版は12年6月時点では公開されていないようです。


 ここではCS5のダウンロードについて紹介します。

Adobe Pixel Bender Plug-in for Adobe Photoshop CS5

 上記のダウンロードページにいくと、各規約に賛成する要旨のチェックボタンがあり、チェックをいれるとダウンロード可能になります。

 ダウンロードできるのは、CS5およびCS5.1の2種類ですが、どちらをダウンロードすべきかはインストールされているAdobe Extention Manager CS5のバージョンを確認してください。バージョンが違うとインストールできません。

 ダウンロードしたmxpファイルをダブルクリックするとExtention Managerが起動し、自動でプラグインがインストールされます。

 もしすでにPhotoshop CS6がインストールされているとExtention Manager CS6が起動してしまい、インストールに失敗します。その場合、手動でAdobe Extention Manager CS5を起動、[ファイル] - [拡張機能をインストール]をクリック、先程ダウンロードしたファイルを選択してください。

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