先日、就職活動に励む蘇芳さんが面白そうなTRPGを紹介してくれました。
よく考えれば実は世知辛い、将来に何の保証も無い冒険者家業に夢も希望も見出せなくなった世代には、実に魅力的なスタンスのゲームですね。
人の上に立って甘い汁を吸う! まさにファンタジー!
ゴホゴホ、すみません本音が。ゴホゴホ。
さて、まだ実際遊んでもいないわけで、甘い汁を吸うようなゲームではなさそうです。たぶん違います。あ、あとやっぱり未来に保証はないです。国とかPCとか滅びますので。
サブタイトルは戦記RPG。従来のファンタジー路線TRPGにストラテジー要素を組み込んだ内容で、PCは国政を左右する立場にあります。
PCたちが所属する国は既成のテンプレートではなく、キャラメイク時にあわせてメイキング。文字通りPCたちの行動(出目)如何で国の興亡が決まっていくようです。
その他のゲームだと、たとえばPCは冒険者で「冒険者の店の親父から依頼...」といった形でセッションに導入されていきますが、MARSでは「陳情」という形で依頼が持ち込まれます。
陳情を取り上げるのもおざなりに処理するのもPLの胸三寸。とはいえ立場が立場だけに、対応は国家運営にダイレクトに響く訳ですが。
さらにセッション終了後にはその成果とは別に、国をどう発展させるか、いわゆる国のレベルアップ作業とイベント処理があります。
まず第一に、次のセッションまでの時間経過をPLサイドが決定。
1ヶ月単位から数百年単位まで、時間経過の期間が大きければ大きいほど国力も増しますが、出目(トランプ)によってはそのまま国は滅亡、PCもまた死亡判定でアッサリ死亡してしまうことも。
なお、PCが死んじゃった場合、新しいPCとして子孫(ないし養子)が登場。(...)
このバッサリ感+立ち上るマイナー臭がたまりませんな。
とりあえず来週の来週の資格試験が終わったら、SW2.0遊んでMARS遊ぶ予定。というわけで、蘇芳さんその他の皆さんにも布教してください。
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