父を探して三千里

"I lived on the Moon" by Yannick Puig (june2007)

 MySpaceをさまよっていて偶然みつけたミュージッククリップ。全編CGです。

 はじめは訥々とした弾き語りから始まり、音楽が盛り上がるにつれ、中盤から急転直下の展開が少年を襲います。

 立体+カキワリが混在する、独特の奥行き感覚が素敵。
 先日のレモニー・スニケットのアニメーションもそうでしたけど、こういう見せ方するのはヨーロッパのセンスなんでしょうか。
 日本の舞台装置だとZ方向(奥行)は抽象に直結するけど、ヨーロッパでは具象である気がする。

以下がこのミュージッククリップの公式サイト。歌詞を含め、メイキングやラフスケッチがあります。

「この作品には、プライベートな時間をかなり費やしたよ(超訳)」みたいなことが書いてあるんですが、まさか同人活動で作っちゃったということでしょうか。

I lived on the Moon