ここ最近、ケルティックノット風のブラシを作りたくて右往左往してたところ、ケルティックノットをEPSファイルで出力してくれるステキなフリーソフトを発見しました。
Celtic Knot Thingy (CKT) http://isotropic.org/celticknot/
操作もとっつきやすくて簡単。ただし、商業利用禁止(noncommercial use)とのことでご利用の際はご注意ください。以下、ダウンロードおよびインストール方法をまとめました。
windows・LinuxそしておそらくMacで動作。さらにTcl/TkとPostScriptが別途必要になります。
PostScriptはともかく見慣れないTcl/Tkというソフトですが、ザッと調べたところ、海外ではメジャーなランタイムのようで、一部の人にはおなじみASPNから無料でダウンロードできます。
今回はソフトが動きさえすればいいので、比較的インストールが簡単そうなActiveTclをインストールすることにしました。
CKTをダウンロードする
howtoページからCKT本体をダウンロードします。
必要なのは、knot.tclとstart.psで、同一フォルダ内に配置します。psファイルには描画パターンが入っているようで、試しに削除するとエラーが発生しました。
PostScriptをインストールする
Illustrator等、PS(EPS)ファイルが使用できるソフトがインストールされてるならPostScriptのインストールは必要ありませんのでスキップしてください。
手元にない場合、PostScriptビューワーをインストールすればいいようです。チュートリアルページがオススメしているのは、Ghostview(http://pages.cs.wisc.edu/~ghost/)。動作確認としてstart.psが読み込めればOKです。
ActiveTclをインストールする
http://www.activestate.com/Products/activetcl/index.mhtml
上記URLを開いて、FREEの文字がまぶしい軽薄なバナーをクリックするとダウンロードがはじまります。ダウンロードされたexeファイルを実行すると、あとはウィザードの指示に従うだけ。
knot.tclを実行する
ActiveTclのインストールが完了したらknot.tclをクリックして実行。CKTが起動したら成功です。以下、詳しい操作方法はチュートリアルをご覧ください。
出力結果をIllustratorで確認
出力されたepsファイルをIllustratorで読んでみました。
パッと見、既存パターンをタイリングしているだけなのかと思いましたが、線はちゃんとベクターデータになっており、線幅を太らせたり痩せさせたりすることも可能。マスキングも同様。
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