60年代のカタログ

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 図書館で藤井千秋のムックを借りてきました。

 藤井千秋は昭和20~30年代に活躍したイラストレーターで、ティーンエイジの読者層をもつ少女雑誌の挿絵画家として一時代を築いた人、とのことです。

 やはりこの時代の人らしく、ムックには載ってませんがファッション画も書いていたようです。いずれ同時代の、モデル写真より挿絵が多かった装苑あたりを引っ張り出してきてみて確認したいと思います。
 ユザワヤで売られてる既成型紙のカットなんか、ンモー何十年もそのまんまですから、案外現存してたりしないでしょうかねー。さすがにないかー。

 ということで、以前からひそかに上げる機会を伺っていた、藤井千秋も活躍した60年代の某社ホームカタログをご紹介。
 ウン、全然関係ないです。
 ファッション繋がりということで、強引にアップ。

 今からちょうど40年前、68年のカタログです。

 あまりいい紙質ではないのでもう白地の部分が焼けてます。退色しているのかどうかは不明。
 何故我が家にあるのかも不明。
 実家が服飾が好きな家だったので、その関係で貰ったのかもしれません。

 特にすごいお洒落ってわけじゃない、普段着カタログですが、当時の60年代ファッションが現在また復権してるっていうのが面白です。そのうちコサックスタイルも復権するんでしょうか。
 でも黄色いタイツを履くにはちょっと勇気が...。

 

 こういう舶来のカタログやファッション誌が、当時の少女漫画やその後のアニメに与えた影響というのは大きいんでしょうねー。

 アニメ誌に載っているようなポージングがすでに完成しているのもさることながら、70年代生まれとしては色の塗り方やタッチも懐かしすぎなのです。