読書履歴
「銃夢Last Order 11」 木城 ゆきと
新刊があれば即ゲットする、今や貴重な漫画の一冊。この漫画に限って言えば、購入時に喉元からこみ上げてくる不安感が無いのが安心。
ガリィ欠場でどうなることかと思ってましたが、試合はゼクス先生の独壇場。絶火さんの飲んでるモスマンビールが気になります。モスマンってそもそも何味なの...。
あいかわらず、要所要所で出てくる歌詞がいいし、キャラクターの指がそれぞれ色っぽい。
公式サイトを見ると、IllustratorとShadeを作画に使ってらっしゃるそうです。TIPSが凄い。
「イムリ 3」 三宅 乱丈
昨年、1・2巻同時発売されたSF漫画の新刊です。
邦訳SFの風情がある漫画。独自のテクノロジーとか特権階級に掌握されている世界観などなど、まさにそんなかんじ。
緻密な展開に、実は原作小説があるんじゃないかという気になってきます。「空飛ぶデブ」「スパイス」とかに反応してしまうアナタにお薦め。
2巻末でクーデターに巻き込まれたミューバ様がますます大変なことに。主人公を差し置いてカーマ内部がすごいことになっていく緊張感がたまらない。
季節的には冬だけどいろんなジャンルでは春デスネー、ということで、地味にブラシ素材やらなにやら作ってます。
今週末には何かしらアップできそうです。
しかしそれまで間が持たないので、1月上旬に読んだ本です。
「書物狩人 ル・シャスール」
蘇芳さんのお薦めもあって、猫ニイチャンよりファンになった赤城毅の新書版。
欧米には、稀覯本を取り扱うブックハンターなる職業があるそうですが、赤城版ブックハンターが取り扱うのは国家の陰謀の真相やその趨勢にさえ関わる「本」。
銀髪の謎の古本屋さん、ル・シャスールが主役。
ジョン・ダニングの「死の蔵書」で出てきたような、「小部数発行のペーパーバックに当時まだ売れてなかった作家のサインがついてると値段がはねあがる」みたいに地味ィ~な話かなと思ったんですが、スパイは出てくるわ存在が明るみになれば歴史が変えかねないわと、「エロイカより愛をこめて」ばりの短編集でした。
ル・シャスールの性格がもうちょっと明るいと、LAWMANの入江省三に…ならないだろうか。ならないか。
ローンナイトとEATMANを全巻読破したいという発作にかられて、本屋さんで同作者の新刊「ツレビト」1・2巻をかってきました。
いつの間にかすごいフェチな絵になってる…。
いや、これまでフェチの片鱗を感じなかったかといえばウソになるんですけど。この人が裸の女の子をかいても不思議にスケベさを感じないので。
スジ的には正統派少女漫画っぽいお話。
しかし、この人に限った話じゃないけど、作者が男性だと女性作者が恥ずかしくて書けないような話をストレートにぶつけてきますね。
背景がすごい勢いでボコボコ繁殖してるような画風は健在。建物や背景でここまで存在感がある漫画作家も稀有な気がします。



