10月下旬に読んだ本
[佐武と市捕物控 1 風の章] 石ノ森 章太郎
江戸時代を舞台にした岡っ引きの佐武と、按摩で盲目ながら凄腕の剣客でもある市のコンビが、市中で起こる事件を解決していく連作シリーズ。その復刊版です。4巻構成で、今月は2巻目も出るのでマストハブ。
下旬は漫画を結構読んでるんですけど、最後にこれを読んでもう全部霞んじゃいましたよ。
感想も書いても蛇足、まさに「イヨッ! 石ノ森!」です。
[ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(6)] 秋田 みやび グループSNE
気がつくともう6巻目の堅調リプレイシリーズ。旧作の頃は「パーティのLVが上がりすぎたからもう打ち止めにしよう!」という理由がついて新シリーズにスイッチングされていましたが(掲載誌の都合もあったと思う)、最近作は結構ハイレベルなパーティでも許容範囲。
前巻で蛮族の街の支配者・竜子爵フィルゲンに捕獲されてしまったパーティ。脱走防止の首輪を付けられ、所有物としてバローズな蛮族ライフを送る羽目になるものの、持ち前の何事にも前のめりな生き方でサバイブしていくというエピ。
GMのヒントにPLが一生懸命考えて創意工夫を凝らしたり、いつもながらシチュエーションが多彩で楽しいリプレイでした。
[夢幻紳士 回帰篇] 高橋葉介
怪奇篇として文庫化されたシリーズのセルフリメイク、兼ミステリマガジン版シリーズの最新作だそうです。
たしか文庫の後書でセルフリメイクに言及されていましたが、本当にやっちゃったのね。ということで、元々の絵柄も好きなファンとしては正直微妙。
でも、一端作品が流通してしまったら、「ああ、ここをこうすればよかった!」と思っても他の流通品と違って、漫画・小説の場合、ケアレスミス以外で手をいれられる機会ってそうそう無いですよね。そういう機会に恵まれるってすごいことなんだよなあ。
[DARKER THAN BLACK ~漆黒の花~ 1 ] 岩原 裕二 BONES 岡村 天斎
ひょっとすると、はじめての原作モノ? という扱いになるんでしょうか。
岩原裕二がキャラクターデザインをやっている、という話は知っていたんですが、深夜アニメにトラウマがある世代なので、まあキャラクターデザインとシナリオは別にマッチしないよねということで、アニメは結局スルーしたので、新鮮な気分で漫画が読めるわけですよハッハッハ。
内容は「タンポポ食っべって、優しい気持ち~♪」
[乙嫁語り 1巻] 森 薫
中東よりの中央アジアと思しき遊牧民の国、町に定住することを選んだある一家の末弟の下に、年嵩の花嫁が輿入れしてきたことから始まるファミリードラマ。
年嵩の花嫁といっても20歳そこそこながら現地では行き遅れであったり、末弟が若干12歳でまだまだ夫婦というよりは姉妹のようであったりと、カルチャーギャップが楽しめる一冊でした。現実に存在する(らしき)異文化をテーマとした作品では、小説でも漫画でもどこか浮ついたものになりがちですが、緻密な書き込みに絵的な説得力があります。
キャラの中では、彫刻の職人のおじいさんが好きです。





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