陰謀渦巻くトーナメントも終盤

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第42話 「妖たちの反逆」


ヒタヒタとネタバレ中



昨年の落書きからサルベージ

 前回、三志郎の目の前に再び現れた鬼仮面。はからずも鬼仮面と再対戦の火蓋がきって落とされた───かに見えましたが、ねいどの手によって妖たちが撃符から開放されてしまいます。
 ねいどによってきみどり=逆門だったこともついに妖側に暴露され、逆門を倒すことを念願とする妖たちと、きみどりを擁護する三志郎との関係は終盤を迎えてズタズタに。
 不壊は例によって、「ニイチャンについていくだけだ」と責任と立場を投げっぱなしジャーマンする一方で、妖怪城はついに落城。

 そして、三志郎によく似た謎の少年の衝撃の正体が───!(笑)

先日のエントリーの下書。頭を差し替えてます。

やはりトーナメントの主催者側は、ルールに抵触しない形で主人公の妨害をしませんと

 伝統にのっとって心理戦に打ってでた鬼仮面サイド。思いがけず強くなってきた三志郎チームの信頼関係を崩すべく…というより、きみどりに対してのアピールが主な作戦目的の模様。

 きみどりは怒り狂う妖たちの前につきだされ、今期・妖逆門げぇむが他の妖を犠牲にしてなりたっていることをつきつけられた形です。
 敵意を向けられたショックと鬼仮面の心理攻撃に、とうとうホオズキのような殻の中に閉じこもってしまいました。
 妖を撃符にするのは彼女の本意ではなかったのかもしれませんが、妖でありながら他の妖とまったく接触がなかったことが、それを許した原因となっているようです。

 そして、きみどりのトラウマも彼女の口から明確に示されました。「誰も帰ってこなかった」

 劇中、最強最大の妖でありながら、小さな少女としてのメンタリティを持ち続けるきみどり。同族にも意識されないまったく無害な存在だったのが、ただの一人の少年に翻弄されてしまうというのが歯がゆいです。
 一方、モチベーションがダダ下がりのきみどりと反比例して、妙に元気づいてしまったのがねいど。分身・きみどりがそうであるようにねいどもまた、必ずしも鬼仮面に従順ではないようです。この分だと、ラスボスはやはり黒ねいどなのか…?


 それにしても今回の主人公は、やはり長! あんたって人は!w
 三志郎によく似た少年だったのでお父さんの若かった頃かと思いましたが、…三志郎はどっちかといえばお母さん似。伏線解消にまさか長が出てくるとは思いもよりませんでしたよ。正直、「長がもう一度きみどりに会ってれば~」と思わなくもないですね(汗)

 撃符から開放されて改めて怒りを露にする妖たちでしたが、長と焔ちゃん(…)のとりなしで、再び三志郎に力を貸すことを承知。
 それも仕方なしではなく、三志郎と妖があくまで対等な上での取引である、というのが子気味いいです。
 敵対していた妖側にも長という理解者が登場し、妖たちも逆門を滅ぼすのではなく、状況を理解しようと動き始めたのに希望が持てます。


最近ますますかけ離れてしまって… 定期的に模写しないとダメなようです

還元する流れ

 ストーリーの主眼が第一話からの路線にスムーズに移行する流れは、思わず「ほー」と感心。
 長編アニメのストーリー終盤というと、無数の登場人物の利害や思惑が絡みあい、より複雑化した中でどっと最終回になだれ込む…とばかり思ってたのですが、人気のあるキャラクターごと枝葉を落として元の鞘に収める、という展開を新鮮に感じます。

 2時間前後のアニメでバタバタと仲間が倒れていって、主人公がラスボスに一人で挑んでいく───というシチュエーションはよく見るのですが、ストーリーの半ばでキャラクターを昇華する、というスタイルは最近はあまり見ません。
 省みれば、華院編ですでに実行されているパターンですが、まさかレギュラーメンバーにあてはめるとは。

 敵か味方か、三志郎と同様に追求される不壊ですが、例によって言葉少なに「ニイチャンについていくだけだ」と矛先をかわしています。
 妖たちが逆門の正体を知らずにいたように、視聴者にとって個魔もまだまだ謎な存在ですね。
 個魔・不壊こそが、物語を牽引する最大の謎かもしれない、という予感もだんだん確かさを増してきたようです。

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