賢い子供
第38話「亜紀の涙と雨上がり」
じゃんじゃんネタバレ中
ロンドンやミック、修の願いはあるいは努力によって叶うかもしれない。清の願いはおそらく三志郎の手によって叶えられる。
その中で、アキの願いはとりわけ切実さを感じる願いでした。
不在がちな親を自分の元にひきとめたい。一緒にいたい。
それは、彼女一人の努力ではどうにもならない範疇なんですよね。
だからこそ、きみどりに会いたい、きみどりを笑わせたいという三志郎の望みを、アキが理解し、受け止めるというスキームがズシリと重いです。
理解してしまう。だからこそ、妖逆門での優勝に賭けるしかなかった、というのが物悲しいです。
エンディングで、母親がもっと彼女といることを約束し、父親が彼女の誕生日を祝うために帰ってきたのが希望を感じさせます。
お父さんが帰ってくる、というとつい...。
今更ながら公式サイト上に載っているキャラクター説明を読むと、かなりスタート当初の設定が捨て去られたか、変更されたんじゃないかというのが伺えます。
TRPGでもよく作成時とプレイ後で全然印象が変っちゃってる、なんてキャラクターいますね。
そういう時はよく「成長したねー」「キャラが立った」なんて話でもりあがりますが、アキちゃんもストーリーの中で成長していったキャラクターという気がします。
気のせいかもしれませんが、非常に大事にされていたキャラクターだったのではないでしょうか。
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