「きみどりのこころ...」感想

| コメント(0) | トラックバック(0) | ブックマークに追加する
正人少年

第34話 「きみどりのこころ...」

ネタバレあります


 前話に引き続き、妖逆門誕生の経緯、そしてきみどり・鬼仮面・ねいどが何であるかが明かされるエピソード。長い間謎だった妖逆門の正体もとうとう明かされ、クライマックスにむけて着々とコマを進めます。

 前半と後半ではガラリと印象が変った妖逆門。
 陽気さとのどかさが漂う前半から、華院一族とくらぎのエピソード、ねいどの変身、獄門世界を経て、まさに百鬼夜行の旅となった感があります。

 長らく病床にあった少年・須貝正人は、「げえむを続けている限り健康でいられる」ということに気が付き、鬼仮面となった───というよりも、きみどりの負の側面に魅入られた印象を強く受けました。きみどり自身は悪意のない存在であるにも関わらず、やはり異形のモノであり、そうと思わないうちに正人の人格を損なってしまうのが物悲しいです。

 華院編以降、怒涛の展開が続きますが、妖逆門げぇむの謎の解体のみならず、個々のキャラクターの動機の解明を後半のメインテーマにもってくるというのが心憎い。

 これまで、個々の動機がサクサク解明されて「悪いヤツをみんなでやっつけるぞ、オー」というステロタイプな展開を想像していたんですが、げぇむの枠組みはそれを許しません。
 序盤、清か修が口にしていたように、他のぷれい屋は競争相手であり、自分が叶えようとする願いを阻止する敵。いくら三志郎が「友達だ」と言っても、げぇむを続けるかぎり、その関係そのものは変わっていないのですね。

ウタ姐さんがいるということは...

 個魔は撃符と同時期に導入された制度、かと思いきや、オヤ、正人君の隣にウタ姐さんがいますね。
 ねいど=きみどりの半身である、という設定を踏まえると、どうもこの個魔という存在、俄然胡散臭さを増してきました。
 ということでハイ、以下恒例の妄想です。w

以下、想像しうる最悪の方向をシュミレーションして、今から心のガードを高めたい人/不安に陥りたい人向け


 これまで第一話や妖の里で、妖怪たちが口々に不壊のことを「裏切り者」と罵っていたので、「たぶん不壊は個魔になる以前に別の妖怪で、何らかの理由で逆門の元にはしった」のだろうと考えていました。
 漫画版妖逆門(未読)では「体が空っぽなので~」という不壊の動機も語られていますが、よく考えればアニメと漫画は別展開。不壊に関する文脈が異なることは大いにありそうです。

 もし個魔が鬼仮面登場以前から存在していたとすると─── 鬼仮面登場以前はきみどりと妖怪は平和裏に共存していたようですから、それは個魔も同様でしょう。ある日を境に妖逆門が妖怪を撃符に変えはじめた結果、妖逆門に荷担していた個魔も敵視されるようになったと考えられます。

 まあここまではよくある想像ですが、さて依然謎な個魔の正体。
 最終回ではじめて正体が明かされる、というのも非常にありそうなのですが、しかし二度三度と大きなお友達の予想を裏切ってきた妖逆門です。背後にいるのは富士鷹ジュビロです(※いません)。クライマックスも近い今こそ、心してかからねばなりません。
 「げぇむ終了後はぷれい屋の記憶がなくなる」展開というのもあちらこちらのファンサイト様でよく見ますが、本編はきっともっと肺腑をえぐるようなエンディングが待ち受けているんですよ!(お前はこの番組をどう見ているのか)

 クライマックスに至るまで、徹底して各個魔の情報がオミットされているというのも気になります。  もしかして個魔というのは、ねいど同様にきみどりが作り出した幻影なのではないかなと。

 「実は妖怪でもなんでもなくて、ただの折り紙(ヤッコさん)だった───!」とかいうと大きなお友達のガードを潜り抜けて、確実にダメージ(刺・防護点無視)がきそうじゃあござんせんか...。
 最終回、さりげなく三志郎のポケットに入ってるんですよ、不壊ヤッコさんが。そして、妖逆門終了後は個魔としての存在意義を失い、二度と不壊になることはなく。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 ウオー、自分で書いてて辛くなってきたー! まかりまちがってもし本当だったらどうしよう───?!(涙)

トラックバック(0)

トラックバックURL:

コメントする

前後のエントリー

メニュー

「妖逆門」の最新記事

FEED

  • 購読する
  • ブックマークに追加する